毎度ありがとうございます。鈴木商会です。
気候もようやく落ち着いてきて自転車日和です。
それにしてもチューブが擦り切れたり、折り畳まれたシワの部分から空気漏れを起こしたパンクのお客様を多くお見かけします。いわゆる釘とかガラス片等の何かを踏んでしまってチューブに穴が開いてしまったパンクのケースよりも多いです。ある時などは5件中4件までが擦り切れやシワが原因のパンクであった日もありました。擦り切れの例がこれです。穴の前後にタイヤと擦れた跡が見られます。
これらは空気圧が低下したままで乗り続けたことが原因と思われます。空気の減り具合はそれぞれの自転車や乗り具合によって変わるので一概に言えませんが、1ヶ月に1回はタイヤを押してみて空気圧を見てください。
最近はパンクしにくいタイヤというのもあり、そういうタイヤはぶ厚くて、硬いので、普通に押してもよくわからない(凹まないので減っていないと思ってしまう)場合もあります。そういうタイヤの場合はタイヤの腹の部分、横の部分を押してみてください。
簡単に凹むようでしたら空気を入れてください。結構力を入れて少し凹むような感じが良い感じです。当店で空気を入れると「そんなに入れるんですね」と驚かれるお客様も結構いらっしゃいます。40−60Kgの人が乗ってぺちゃんこに潰れないようにするのですから、正直、かなり入れないといけません。
適正な空気圧で乗れば、擦り切れの確率は大幅に減ります。パンクの確率は相当に減ると思われます。簡単なメンテナンスですから是非、一度試してみてください。
当店では、修理後のお渡し時にわかる限り原因をご説明しています。参考にしてみてください。
店主